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朝日新聞の誤報とは何か|自民党足立総支部連合会

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 朝日新聞が8月5日、6日付の朝刊で、自社の慰安婦問題報道の点検記事を発表しました。要点は過去の記事を取り消し、捏造という批判に答えるものでした。読売新聞や、永年この問題を指摘し続けてきた産経新聞では、朝日新聞の点検記事を検証するなど「事実解明」がすすめられていますが、なぜかテレビではあまり取り上げられません。

 ちょっとした「誤報」なのでしょうか。これには明確に違うと回答します。朝日新聞が今回取り消した記事(誤報)とは、日本という国が、世界中から誤解される、率直な言葉にすれば「嫌われる」記事だったのです。

 このページでは、朝日新聞の誤報の内容と、及ぼした世界的な影響について紹介します。

朝日新聞の誤報とは何か

 昭和57年(1982年)9月2日の朝日新聞大阪版で「朝鮮の女性 私も連行 元動員指揮者が証言 暴行加え無理やり 37年ぶり危機感で沈黙破る」と、戦時下「山口県労務報国会下関支部」の動員部長だったと名乗る吉田清治氏(故人)が、市民集会で韓国の済州島で「慰安婦狩り」をしていたとの告白を報じたことです。

なぜ、誤報と言えるのか?

 吉田清治氏はこうした「体験」をもとに『私の戦争犯罪』という本を出版しました。これが平成元年(1989年)に韓国語に翻訳されます。現地の済州島の新聞記者が取材したところ、そんな事実がないことを突き止め発表します。その後の平成4年(1992年)に歴史家の秦郁彦さんが現地調査し、やはり事実無根であることを産経新聞紙上に発表しました。

 こまかな証拠を挙げるより、秦郁彦さんが当時を知る韓国人男性から聞いた言葉が事実を雄弁に物語ります。

「目の前で女を狩り出されて、俺たちが黙って見ているワケがない(主旨要約)」

誤報のなにが問題なのか

 朝日新聞の報道が、朝鮮人女性の「強制連行」の下敷きとなり、いわゆる「従軍慰安婦」へと発展しました。その朝日新聞が報じた強制連行は「吉田証言」を出発点とします。つまり、出発点が取り消された以上、その後の報道の全てに問題があると言うことです。

世界中から誤解されているとは?

 平成8年(1996年)に国連人権委員会が発表した「女性への暴力特別報告」に関する報告書で、先の大戦における女性への人権侵害が告発されました。一般的に「クマラスワミ報告」と呼ばれます。ここでも「強制連行」において「吉田証言」が引用されており、間違いが訂正されなかったことにより、嘘が一人歩きしていった悪夢のようなできごとです。

 残念ながら現在進行形で、「クマラスワミ報告」を論拠とした告発が、世界中で行われています。

点検記事の中でも、朝日新聞は軍の関与を指摘している

 それは「読者のみなさまへ」と題された箇所の記載で、朝日新聞のウェブサイトにはこう記載されています。

“インドネシアなど日本軍の占領下にあった地域では、軍が現地の女性を無理やり連行したことを示す資料が確認されています。共通するのは、女性たちが本人の意に反して慰安婦にされる強制性があったことです。 http://www.asahi.com/articles/ASG7M03C6G7LUTIL06B.html

 これは「スマラン事件」と呼ばれるもので、現地の部隊が行った事実です。しかし、それを知った軍部により慰安所はただちに閉鎖されています。過去の過ちをなかったとは言いませんし、真摯に向き合うことは大切です。しかし、それが軍全体で行われていたかのような朝日新聞の主張には首をひねります。

朝日新聞には「捏造」の疑惑もでている

 報道機関ではないので「捏造」の定義は私たちの守備範囲ではありませんが、いわゆる「慰安婦」と「女子挺身隊」の混同はあったようです。

 「女子挺身隊」とは昭和18年(1943年)に、町内会や婦人団体等の協力により生まれた勤労奉仕団体のことです。戦局の悪化で、男性が不足する中、女性の労働力を頼ったのです。現代的な感覚で判断すると、「身を挺する」という漢字の並びに、何か別のイメージを感じる人がいるかもしれませんが、「一億総火の玉」と気勢を上げていた時代、大袈裟すぎるネーミングは枚挙に暇がありません。もちろん、慰安婦とはまったく関係ありません。

朝日は謝罪していない。朝日新聞は謝罪すべきではないか

 謝罪は心よりでるものです。それは朝日新聞が決めることです。

 自由民主党足立区総支部連合会は活発な議論、自由に意見が述べられる社会を健全と考えます。だから朝日新聞の言論も自由であるべきと考え、今後もそうあって欲しいと願っています。

せぬま 剛

せぬま 剛

足立総支部連合会 委員

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