最低賃金の見直し
最低賃金を1000円にしようという人たちがいます。わかりやすくいえば「時給」のことです。
繁華街を除いて足立区内のコンビニでの時給は850円程度です。すると150円アップするのですからアルバイトの皆さんにとっては嬉しい話です。
いままで850円だった時給を150円増やさなければなりません。すると単純に考えて1時間当たり150円以上の「儲け」がなければアルバイトを雇えなくなる可能性があるということです。コンビニオーナーの立場となって考えればわかります。150円増やすことで「赤字」になればアルバイトを雇った時間だけ損をすることになるからです。
仮に500mlのペットボトル150円の仕入れ値が100円だったとします。すると毎時間3本売らなければ今まで通りアルバイトを雇えないということです。そしてこれはファストフードでもスーパーマーケットでも同じです。
この不況下にそんなに簡単に商品が売れるのでしょうか?
するとコンビニや小さいお店は経営できなくなって潰れてしまいます。
または金の価値を低くする「インフレ」という方法もあります。これは街に出回るお金の量を増やすことで「商品の価格を上げる効果」があります。こうすると1000円で850円分の商品しか買えない状態になるのでお店は潰れませんが結局は同じことです。
最低時給を上げるというのはとても良いことのようですが「現実的」にみれば「時給だけ上げること」は不可能に近いことなのです。
鴨下一郎
元環境大臣(前衆議院議員)自民党足立総支部連合会々長

公共事業の見直しって?

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